室内ドアや引戸クローゼットの扉など 建具の調子が悪い時は!

静岡県浜松市限定ですが  室内のドア、引戸など建具の修理もしています。
建具は長年使っているとうまく開かなかったり、閉じなかったりで調子が悪くなります。 
そしてそこに付いている金物が問題で年数がたてば劣化し壊れて動かなくなります。
そんな時は 建具屋へ・・・・ ですが 建具屋さんのほとんどは
出向く時間が取れない人がほとんどです。

 

またメーカー製と呼ばれる建具の場合建具屋さんでは解らないことがあるようです。
※主な建具扱いメーカー
(パナソニック、ダイケン工業、ノダ、ウッドワン、リクシル、その他)

 

そんな時は一度当社へご連絡ください。
また、複雑な加工が無い場合は当社で手直しなどしています。

 

扉に猫の入り口

ねこの入り口

8年くらい前に弊社で作った杉の扉

 

そのお施主様が猫を飼い始め 

 

猫用の入口を付けて欲しいとの事でした。

 

取りつける場所に最低限の厚みが無かったので
少し加工をして取付てみました。

 

 

 

この扉は引戸なので戸を閉めた時、扉と枠の隙間が必要です
この様なねこの入口が隙間より多く出すぎてしまうと
枠などに当たり閉まらなくなってしまう事もありそうです。

動きが悪くなった引戸 敷居アルミレールの色が取れていたら注意です。

最近、問い合わせが多い 引戸の動きについて

 

訪問先のほどんどが敷居アルミレールの色が取れています、これは引戸の戸車が不調です。
下の画像のように塗装が剥がれているレールの戸車はホコリ、毛などを挟み
動きが悪く レールを削るようにして動いています。 
ほおっておくと レールが薄くなり割れが生じます。

 

 

   
戸車を替えるだけならば 調べた後、代替品が来るまでは扉が使えますが
アルミのレールを交換する場合は レールを剥がし内部の寸法を取るので
新しい物が来るまで扉が使えません。

壊れやすい施設の扉

今回は高齢者デイサービスからの依頼でトイレの修理です。

 

修理前の扉状態です。

扉が傾いて動かない状態で 戸を閉めるにも持ち上げて使うので大変のようです。

 

普通の扉と違いドアレバーを手前、奥に動くスイングタイプです。
車椅子の場合使いやすいドアになりますが、一つの戸車で吊っているタイプで戸車が破損しています
 
 
戸車一つで扉の重量を支えているため耐えきれず折れたと思います。
一般家庭と違いトイレの使用頻度は格段に多く築10年経たないうちに壊れてしまったようです。

 

同じ金物で変えるのも出来ますが 耐久性が欲しいのでこのようなパターンに変更です

クローゼットのように折れるドア金物を使用 2つの戸車で支えているので耐久性アップ
ドアレバーの動きは以前と変わらないスイング軌道です。

デメリットとしては折れ戸になるため扉の厚み分だけ狭くなりますが問題ないとの事です。

玄関収納とびらの金物を替える

玄関収納の扉が閉まらないとの事で修理の依頼です。

 

調べたところ スライド丁番が斜めになっていたり
割れているものもありました。
 

 

この玄関収納は10年以上経っていると言う事で金物は同じ品が無いと判断、
メーカ刻印があるので調べやすいです。
   
 
丁番の各寸法を測りメーカーに調べてもらいましたが全く同じものは存在しないので 
扉や箱の厚み、扉と箱の重なりなど寸法を伝え適切な品物を選んでもらいました。

 

写真のスライド丁番は 半かぶせと言う形状ですが なぜか全かぶせも一緒に付いており
何か意味があるのか?と思いましたが動きが違う2つの物が一緒に取付てあると壊れるのは確かです。
ちなみに一番上の画像は全かぶせです。

 

数日後に品物が届いたので取付です
新しくつけるスライド丁番のビス穴位置に印をつけて下穴を開けて取付

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扉も背丈が有り重量もあります、長年使っていると金物も耐えられないと思います。

壊れた3本連動引戸

今回、3本連動引戸の調子が悪いと言う事で見に行く事に

 

施設のトイレドアとして使われていて
戸車が付いた下荷重連動タイプの扉ですが
壊れて連動になっていません。

 

動かすと何かに引っかかる感じでスムーズに動かず
変に重たくなっていました。

 

 

このタイプのドアが2カ所ありますが いずれも壊れていました。

 

聞くところによると メーカーの方が見に来たようですが
廃番品で直せないと言われたそうです。

 

 

扉の上にあるベルトが付いて連動させる機能が動いていません。 

 

連動金物が取れている扉やベルトが伸びてギヤに絡んでいない扉もあり連結部分が複雑な構造をしています。

 

扉を外して確認をするも うまく取れないし扉自体がガラス入りでとても重いです。

 

 

 

 

 
   取り外しをした時の画像 扉に連動の金物が付いています 扉の重さでベルトから外れたり 
   ベルトが伸びたと思われます。

 

先方の要望では軽くなる上吊の連動に改造して欲しいとの要望ですが・・
その方法はお断りをしました、 と言うのはこの重たい3本の扉を支えられる
下地になっていないはず だからです。

 

現状を維持しようにも この扉メーカは今付いているタイプの金物は生産中止で
現物が無い様なので 捜したところ合う金物が見つかりました。

 

オーダーサイズなので待つこと3週間
レール一体式の3本連動金物を取付。

一体式レールを枠の中に入れ、扉も加工

 

この連動金物が取り付けて動くのか心配でしたが しっかりと動き安心しました。

壊れたドアレバーの取り換え

ドアのレバーが壊れたので 交換の依頼が来ました。

 

 

 レバーの部分が壊れ外れたおかげで 扉が閉まると開かなくなり
 開けるのが一苦労になるため ラッチの部分にガムテープ貼って
 対処をしていたようです。

 

 

 

 

 聞くとこのドアは ヤマハリビングテックの商品(現トクラス)で
 10年以上は経っているとの事

 

こののメーカーは扉を作っていないのでパーツ在庫は無いようです。
ラッチの部分に金物メーカーの刻印があるので探して見ることに。

 

 

 

各寸法を取り メーカーに同じものがあるか確認します。
  

 

後日 ドアレバーの内部構造が同じ物がありました
色は昔と同じではなかったですが取付完了です。

ドアにカギを付けたい

トイレにカギを付けたいとの事で 表示錠を取付です。

 

 

 

サムターン表示錠を取り付け位置を決め下地が入っているか コンコン叩いて確認します、
この様に位置を出し、後はドリルやノミで掘っていきます。

 

  
ここで気を付けたいのが 下地!
希望する高さに下地が無い場合があります。
鍵のメーカにより下地が無いと取付が出来ない場合があるので注意が必要です。

 

 
この後はストライクを柱に掘って完成です。

クローゼットの丁番(ヒンジ)が劣化破損

クローゼットの丁番が破損したようです。ダイキャストの部品は年数が経つと割れる事が多いようです。

 

  

 

動きがスムーズな時は問題ないですが 引っ掛かりなどの抵抗があるとストレスで割れるような気がします。

 


 新しく交換する丁番はこのような形状や軸の動きが似てるので
 コチラに交換します。

 

 

 丁番の種類でも堀込の物もあり、大きさと深さが関係してくるので
 同一の形状で交換であれば問題ないですが
 違う場合は現場での加工が難しいです。

 

 

 


新しい丁番に取り換えました、このクローゼットはピポット式でガイドレールに滑らすタイプです 
この滑りがよくない為 使っているうちに丁番へのストレスがかかったと思いました。

 

ホームセンターなどにシリコンスプレーと言う潤滑材があるので動きが悪い時は使用してみてください。

クローゼットの吊戸車

クローゼットが壊れたので直してほしいとの依頼があったので

一度ご自宅まで伺い 施主の方が自力で金物を外してありました。

 

吊戸用の車輪ですが最近ではあまり見ない形です。
そして壊れた金物と同じものがないか調べることに

 

金物メーカーの刻印があったので簡単に見つかると思ってましたが。

 

甘かったです。   生産中止の商品でした。

 

 

 

~~ 数日経ち現物を探し当てる事が出来たのでクローゼットを直しにお伺い ~~

 

 
 施主の方がクローゼットの扉を全て外した状態にしてあり

 

 作業がスムーズに行くと思っていたら・・・

 

 この扉、非常に重く写真の通り復旧するのに手こずるとは。。

 

 

 こんなに重たい扉をよく外したと感心してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 レール内に残っていた車輪部分が割れていました。

 

 重量が有る扉を常に開け閉めしているので 耐え切れず壊れたようです。

 

 もしかしたらこの様に壊れているお宅もありそうです。